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  • ※2022年8月時点の情報になります。

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224作品が見つかりました。
ジャンル:青春
キーワード:学園 / 嬉しい / 懐かしい
小説の種類:ヴォイシーノベルズ
卒業証書
 モヤモヤとした十八歳の春だった。卒業式の翌日だ。 愛知の日比谷高校と言われる超進学校に合格した入学式の日から、あっという間の三年だった。 初めて教室に入ったとき、机の上に「三里塚闘争を支援しよう」というわら半紙のビラが置いてあった。……
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朗読:しなこ
  
劇団サラダ
ジャンル:ホラー
キーワード:人間関係 / 仕事 / 教育
小説の種類:ヴォイシーノベルズ
幼稚園の教室
 今この国は保育士不足であると、私がこの職に就く前からテレビで度々取り上げられていた。様々な要因があるらしいが、一番の問題は保護者からのクレーム対応ではないかと思う。 『先生…どういうことですか!?……
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ジャンル:歴史・時代
キーワード:名作
小説の種類:名作ノベルズ
 小林秀雄と島木健作が小田原へ鮎釣りに来て、三好達治の家で鮎を肴に食事のうち、談たまたまラムネに及んで、ラムネの玉がチョロチョロと吹きあげられて蓋になるのを発明した奴が、あれ一つ発明しただけで往生を遂げてしまつたとすれば、をかしな奴だと小林が言ふ。すると三好が居ずまひを正して我々を見渡しながら、ラムネの玉を発明した人の名前は分つてゐるぜ、と言ひだした。 ……
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ジャンル:その他
キーワード:名作
小説の種類:名作ノベルズ
よだかは、実にみにくい鳥です。顔は、ところどころ、味噌をつけたようにまだらで、くちばしは、ひらたくて、耳までさけています。 足は、まるでよぼよぼで、一間とも歩けません。ほかの鳥は、もう、よだかの顔を見ただけでも、いやになってしまうという工合でした。 ……
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朗読:白樺八青
  
フリー
   土本隆弘
  
フリー
キーワード:人間関係 / 親子 / 懐かしい
小説の種類:ヴォイシーノベルズ
菖蒲の花
 夢の続きはどうしたら見られるのだろう。 パタン、と本を落とした音でまどろみから覚める。 断続的な震動が続く平日昼間の電車内。湿気に曇った窓の向こうで、7月の雨に晒された田園風景が流れている。……
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朗読:加藤K子
  
ほんわかシアター
ジャンル:ファンタジー
キーワード:嬉しい / 虚しい / 諦め
小説の種類:ヴォイシーノベルズ
田んぼの中にある鳥居
私は今、死ぬために、まっすぐな田んぼ道を歩いてる。この先には線路があり、そこを目指していた。清々しい晴天が恨めしかった。 昔から要領が悪かった。何もかも上手くいった記憶はなく、周りとの差を感じ、常に劣等感を抱いていた。……
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朗読:成田けい
  
フリー
ジャンル:青春
キーワード:親子 / 教育
小説の種類:ヴォイシーノベルズ
カレーライス
 終電が無くなると繁華街も静かなものだ。看板や照明もほとんど消えて薄暗くなった駅前の通りには怪しげな人影が疎らに見えるだけだった。それと、ベンチに座って読書するホームレスらしき男がひとり。……
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朗読:吉田篤司
  
人形劇団むすび座
ジャンル:青春
キーワード:スポーツ / 日常 / 切ない
小説の種類:ヴォイシーノベルズ
野球のボール
 中日の抑え投手が最後を締めて、試合は22時過ぎにやっと終わった。ソフトバンク打線は九回も簡単に引き下がってくれず、私が勝利を確信して帰り支度を始められたのは、ゲーム終了より少し前、……
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朗読:二宮信也
  
星の女子さん
履歴書
 ずっとこの日々が続くのだと勝手に勘違いしていた。 でも、そんなことは無くて、日常と呼べるものは常に変化していて、それに僕は気付くことができなかったんだ。 僕とタケルは遊んだあと金の時計の前で談笑をしていた。 「俺は、就職が決まったよ」……
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朗読:竹内裕二
  
Theater BamBoo
ジャンル:ファンタジー
キーワード:日常 / 切ない / 懐かしい
小説の種類:ヴォイシーノベルズ
体育倉庫
 「モリー」 体育倉庫に駆け込むと、美玖は息を整えながら呼びかけた。すると跳び箱の隅の影が微かに揺れる気配がして、美玖はホッとした。影に近づき、膝を抱えて座り込む。走って来たせいですぐに話し始める事ができず、……
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朗読:鞍本里都
  
試験管ベビー
 それは、とても寒いおおみそかの夜のことでした。あたりはもうまっくらで、こんこんと雪が降っていました。寒い夜の中、みすぼらしい一人の少女が歩いていました。ぼうしもかぶらず、はだしでしたが、どこへ行くというわけでもありません。行くあてがないのです。……
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朗読:未彩紀
  
フリー
ジャンル:その他
キーワード:日常
小説の種類:ヴォイシーノベルズ
カラフルなマスク
 時計を確認する。 15時54分。バスの時間まではあと25分。バス停までにかかる時間は歩いて10分ってところだからまあ余裕を持ってあと5分くらいで家を出よう。 俺は姿見の前で最後の確認をする。……
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ジャンル:恋愛
キーワード:日常 / 切ない / 恋しい
小説の種類:ヴォイシーノベルズ
マスク
「女性必見! 小顔マスク」と書かれたポップを、目を細めてジッと見る。マスクをするとどうしても眼鏡が曇ってしまうため、今日も眼鏡を外していた。「マスクして袴着るってこと?……
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朗読:岡本理沙
  
フリー
 古本屋で買った少し年季の入った料理本に一枚の写真がはさまれていた。今ではなかなかお目にかかれないセピア色の情景。昭和30年代頃の端午の節句の記念写真だろうか。兄妹らしき二人が正座をして写っている。……
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包丁を使う手元
 誰もいない厨房で石黒さんは包丁を研いでいた。腰をくの字にし、屈み込むようにして砥石に包丁を滑らせる。リズムよくシュシュと音が鳴る。時々包丁を目の前に持ってきて刃の付き具合を確認する。……
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朗読:ながたひとし
  
さんさん劇場
レンガ造りの建物
 ちょっと遅めのモーニングでも、と会社通いの時には気付かなかった、赤いレンガ造りの三階建て、緑の蔦が這う美しい壁に縁どられた古い木製の扉を、ゆっくりと開けた。 頭上では高らかにベルの音が鳴り、……
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朗読:結崎涼
  
劇団Sturm und Drang
キーワード:切ない
小説の種類:ヴォイシーノベルズ
空港
 ハノイ・ノイバイ国際空港。ベトナムでの仕事を終え、私は名古屋へ帰国する。 搭乗手続きを待つ、私の前後には、お揃いのポロシャツを着た若者たちが、いくつかのグループに分かれ並んでいた。……
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ジャンル:ファンタジー
キーワード:日常
小説の種類:ヴォイシーノベルズ
黒板
 もうすこし肩の力を抜いて生きねばとは常に思う。しかしそれは言うは易しでなかなか実際には難しい。だから私はもっとF先生に学ぼうと思う。 クラスのお調子者がその宿命にかられ、掃除の時間にほうきを抱えて「盗んだバイクで事故に遭う」……
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朗読:宮腰裕貴
  
劇団うりんこ
プラネタリウム
 小学五年生だった。名古屋市の科学館が主催の天文クラブに入っていた。一ヶ月に一度、プラネタリウムを無料で見せてくれる。そこで知り合ったのが明子ちゃんだ。席が隣になったのがきっかけ。それから毎月、……
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朗読:山口未知
  
劇団B級遊撃隊
キーワード:日常 / 楽しい
小説の種類:ヴォイシーノベルズ
柴犬
 よく行くスーパーの横にペットショップがある。入口の自動扉前にメダカのいる瓶があって、店内に入ると左手がレジカウンター。その奥には、トリマースペース。右手には、フリモ等のフリーぺーパーが置いてある棚があり、……
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