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名古屋市文化振興事業団
検索ワード : 劇団うりんこ
三人の百姓
作者:
秋田雨雀
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
名作
小説の種類:
名作ノベルズ
昔、ある北の国の山奥に一つの村がありました。その村に伊作、多助、太郎右衛門という三人の百姓がありました。三人の百姓は少しばかりの田を耕しながら、その合間に炭を焼いて三里ばかり離れた城下に売りに行くのを仕事にしておりました。……
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演出:
児玉俊介
(
劇団うりんこ
)
朗読:
まきのかずひこ
(
劇団うりんこ
)
杉浦耶麻人
(
劇団うりんこ
)
児玉しし丸
(
劇団うりんこ
)
高島絵里
(
劇団うりんこ
)
走れメロス
作者:
太宰治
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
名作
小説の種類:
名作ノベルズ
メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐(じゃちぼうぎゃく)の王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。……
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演出:
児玉俊介
(
劇団うりんこ
)
朗読:
児玉しし丸
(
劇団うりんこ
)
宮腰裕貴
(
劇団うりんこ
)
山内周祐
(
劇団うりんこ
)
子どものすきな神さま
作者:
新美南吉
ジャンル:
童話
キーワード:
名作
小説の種類:
名作ノベルズ
子どものすきな小さい神さまがありました。いつもは森の中で、歌をうたったり笛をふいたりして、小鳥やけものと遊んでいましたが、ときどき人のすんでいる村へ出てきて、すきな子どもたちと遊ぶのでした。 ……
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演出:
児玉俊介
(
劇団うりんこ
)
朗読:
仲代蓮
(
ラムネ瓶と青春
)
白藤花音
(
名古屋大学劇団新生
)
太田百香
(
名古屋大学劇団新生
)
水野萌
(
名古屋大学劇団新生
)
飴だま
作者:
新美南吉
ジャンル:
童話
キーワード:
名作
小説の種類:
名作ノベルズ
春のあたたかい日のこと、渡し舟にふたりの小さな子どもをつれた女の旅人がのりました。 舟が出ようとすると、「おオい、ちょっとまってくれ。」と、土手の向こうから手をふりながら、さむらいがひとり走ってきて、舟にとびこみました。 舟は出ました。 さむらいは舟のまん中にどっかりすわっていました。ぽかぽかあたたかいので、そのうちにいねむりをはじめました。……
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演出:
児玉俊介
(
劇団うりんこ
)
朗読:
仲代蓮
(
ラムネ瓶と青春
)
白藤花音
(
名古屋大学劇団新生
)
太田百香
(
名古屋大学劇団新生
)
水野萌
(
名古屋大学劇団新生
)
ごん狐
作者:
新美南吉
ジャンル:
童話
キーワード:
名作
小説の種類:
名作ノベルズ
これは、私が小さいときに、村の茂平というおじいさんからきいたお話です。 むかしは、私たちの村のちかくの、中山というところに小さなお城があって、中山さまというおとのさまが、おられたそうです。 その中山から、少しはなれた山の中に、「ごん狐」という狐がいました。……
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演出:
児玉俊介
(
劇団うりんこ
)
朗読:
仲代蓮
(
ラムネ瓶と青春
)
白藤花音
(
名古屋大学劇団新生
)
太田百香
(
名古屋大学劇団新生
)
水野萌
(
名古屋大学劇団新生
)
どんぐりと山猫
作者:
宮沢 賢治
ジャンル:
童話
キーワード:
名作
小説の種類:
名作ノベルズ
おかしなはがきが、ある土曜日の夕がた、一郎のうちにきました。 かねた一郎さま 九月十九日 あなたは、ごきげんよろしいほで、けっこです。あした、めんどなさいばんしますから、おいでんなさい。とびどぐもたないでくなさい。山ねこ 拝 ……
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演出:
関戸哲也
(
空宙空地
)
朗読:
栗本彩
(
劇団うりんこ
)
二瓶翔輔
(
フリー
)
梅が咲いたら卒業式
作者:
花井明
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
人間関係
/
学園
/
日常
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
高三の二月の下旬。私は梅が好きだけど、今年は咲くなと願っていた。梅が咲くのは卒業式のころだから。咲けば卒業式がやってくる。そして卒業したらチカが地元を離れて東京の大学に行ってしまう。……
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朗読:
むらつばきはるな
(
劇団うりんこ
)
その名はマトリョーシカ
作者:
長生直子
ジャンル:
恋愛
キーワード:
切ない
/
懐かしい
/
諦め
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
あれは昭和の終わりの出来事だった。 まだ、ドイツは東と西に分かれていたし、ロシアはソビエト連邦という国の一部であった。 私はある会社に勤めていた。経理課で事務仕事をしていて、……
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朗読:
下出祐子
(
劇団うりんこ
)
父がにやり
作者:
神田 昭彦
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
日常
/
介護
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
この秋九十四歳になった父。数年前に散歩の途中で転倒し、徐々に始まった認知症。やがて頭の中から昼夜の区別が消え、曜日が消えた。大好きだった本も「意味が分からん」と読まなくなり、うんちを時々廊下にこぼすようになった。……
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朗読:
大谷勇次
(
劇団うりんこ
)
DX茶室
作者:
dzuka
ジャンル:
SF
キーワード:
楽しい
/
面白い
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
ついに、203X年11月某日の今日。東山荘に誕生した最新式の茶室がお披露目される。奇しくも、そのお披露目茶会の千分の一の抽選に当たったので、心躍らせてやってきたのである。その名も……
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朗読:
ひろ~み
(
劇団うりんこ
)
推しの好物ナポリタン
作者:
こせまり
ジャンル:
恋愛
キーワード:
人間関係
/
日常
/
恋しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
11時45分。昼休み開始のベルがオフィス内に響き渡ると同時に、財布と携帯を手に取り私は駆け出した。 毎週水曜日、喫茶「ナポリ」の日替わり定食のメニューは、「ナポリタン定食、スープサラダドリンク付き、……
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朗読:
高島絵里
(
劇団うりんこ
)
初恋
作者:
江藤直樹
ジャンル:
恋愛
キーワード:
人間関係
/
切ない
/
恋しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
プロポーズするなら、この場所にしようとずっと昔から決めていた。名古屋のテレビ塔は1956年に竣工し、高さは180m、地上90mにスカイデッキがある。スカイデッキからは名古屋市街はもちろん、……
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朗読:
児玉しし丸
(
劇団うりんこ
)
理想の人
作者:
たけなわうたげ
ジャンル:
恋愛
キーワード:
人間関係
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
「ライン、聞いてもいいですか?」婚活パーティーに行く。何人かの女性と連絡先を交換する。ラインで一言二言やりとりする。それで終わり。誘っても既読がつかなくなったり、返事が返ってこなかったり。……
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朗読:
内田成信
(
劇団うりんこ
)
初仕事
作者:
江利川あんず
ジャンル:
ファンタジー
キーワード:
仕事
/
楽しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
春は恋の季節だから、キューピットにとって一年で一番忙しい。それにもかかわらず、エリートのXは女に見とれてビルに激突して、あげくに入院してしまった。「あいつは何をやってるんだ! 二時に矢場町のホテルで仕事があるのに」……
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朗読:
高場哲也
(
劇団うりんこ
)
水筒から元カレ
作者:
二島なつめ
ジャンル:
ファンタジー
キーワード:
恋しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
水筒から元カレが出てきた。 本当のことだけど、信じられない。 ついさっき、部屋の大掃除を始めたら、クローゼットの奥からなぜか水筒が出てきて、これって新品かな?と思って蓋を開けた。そうしたら、なんと、……
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朗読:
村井美奈
(
劇団うりんこ
)
温室に迷子
作者:
小松純子
ジャンル:
ファンタジー
キーワード:
家族
/
親子
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
最近、母さんにかまわれてない気がする。 日曜の昼下がり、宿題を終わらせてランドセルの新しい傷を指でなぞっていると、リビングでうるさい電話が鳴った。うちは掃除ロボットや最新のオーブンレンジが揃っているのに、……
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朗読:
丹羽美貴
(
劇団うりんこ
)
大仏に祈った頃
作者:
三木雫
ジャンル:
青春
キーワード:
日常
/
楽しい
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
「その日はだめだ。カミさんが出かけるから、子供を見なくちゃいけない」「奥さんの実家に行くから、二十七日より前なら大丈夫」 いつもの五人で集まるというのに、なかなか日にちが合わない。……
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朗読:
うちだしげのぶ
(
劇団うりんこ
)
クリスタル広場の思い出
作者:
すぎうらとしはる(桜貴舎)
ジャンル:
青春
キーワード:
切ない
/
恋しい
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
栄地下のど真ん中にあるクリスタル広場。わたしは30年前、よくここを東から西へ往来した。バレエを習うためだ。中日ビルの脇の格安の駐車場に車を停めて、地下街の東の端から西の端へ行くためにここを通過するのだ。……
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朗読:
はまだきよ
(
劇団うりんこ
)
なぜなのだろう
作者:
田県太郎
ジャンル:
青春
キーワード:
恋しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
なぜと思うことが世の中にはたくさん存在している。それを、紐解くことは出来はしない。私は神様でもなければ頭の良い学者様でもないのだから。 大須の銀だこでたこ焼きを頬張りながら赤坂は問う。……
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朗読:
鷲見裕美
(
劇団うりんこ
)
訛り
作者:
鹿目由紀(劇作家・演出家)
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
日常
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
名古屋の人だ。 今の電話のアクセント。この隣の人、名古屋の人だ。語尾に「だって」って付けた。 「明日わたし試験なんだって」 そう言った。名古屋の人だ。いや、だけどもしかしたら他にもああいう語尾の地域があるかもしれない。……
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朗読:
岡崎愛里
(
劇団うりんこ
)
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