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名古屋市文化振興事業団
検索ワード : ヴォイシーノベルズ
あんばようやりぁーよ
作者:
吉崎 梛
ジャンル:
ファンタジー
キーワード:
日常
/
楽しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
俺、榎本太一郎、25歳。真面目にやっているのに、上司やお得意先に怒鳴られ、同僚からも馬鹿にされているトホホな会社員だ。毎日毎日、会社に行くのが億劫で、仕事が終わると心底ホッとする。……
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朗読:
山内周祐
(
劇団うりんこ
)
チック・タック
作者:
前田一作
ジャンル:
ファンタジー
キーワード:
日常
/
ギャグ
/
切ない
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
ある日突然、「君は楽だよな。一時間に少しだけ動けばいい」と、タックが言った。チックは驚いて言い返す。 「何だよ、いきなり。目の覚めたような事を言って」 「気付いたんだよ、今になってさ」……
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朗読:
永井聖子
(
人形劇団むすび座
)
やわらかい人たち
作者:
柳瀬順
ジャンル:
青春
キーワード:
親子
/
教育
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
終電が無くなると繁華街も静かなものだ。看板や照明もほとんど消えて薄暗くなった駅前の通りには怪しげな人影が疎らに見えるだけだった。それと、ベンチに座って読書するホームレスらしき男がひとり。……
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朗読:
吉田篤司
(
人形劇団むすび座
)
オトウサンの木
作者:
松岡 博
ジャンル:
ファンタジー
キーワード:
哀しい
/
切ない
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
昭和17年4月、岡本忠雄は父親に付き添われて興文国民学校に入学した。入学式が終わって校門を出るとき、校門の近くに高さ8メートルぐらいの木が生えているのに気がついた。「父さん、大きな木やね」「楠だよ。樹齢百年や」……
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朗読:
ティナ棚橋
(
劇団サラダ
)
おとうさんの時計
作者:
宇佐川ウサギ
ジャンル:
ファンタジー
キーワード:
家族
/
懐かしい
/
面白い
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
「行きたくないなぁ。」公園のベンチに座って、ついそんな独り言を言ってしまう。6年生になって、教室はいっそう息苦しさを増した。それもこれも担任のタナセンのせいだ。タナセンはドリル至上主義で、国語の時間はいつも最後に漢字ドリルのテストをやるし、算数の時間は計算ドリルだ。……
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朗読:
鈴来かえり
(
総合劇集団 俳優館
)
洲崎神社のお猫様
作者:
叶和泉
ジャンル:
青春
キーワード:
楽しい
/
恋しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
キンと冷えた朝の空気は、まるで研ぎ澄まされたナイフのように鋭く、私のむき出しの肌を容赦なく突き刺した。自宅マンションから徒歩五分の距離だから多少寒くても大丈夫なんて思っていたが、十二月の朝の冷え込みを甘くみていた。……
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朗読:
尾藤涼和
(
劇団劇座
)
小さな夜
作者:
ノブセノブヨ
ジャンル:
ファンタジー
キーワード:
日常
/
哀しい
/
切ない
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
気がつくと、外がぼんやりと明るい。朝が、やってきてしまったのだ。もう出勤まで数時間しかないというのに、ほとんど眠ることができなかった。睡眠不足に加えて、今日という日が始まりつつある絶望感に、全身から血の気が引いていく。……
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朗読:
小嶋彩子
(
劇団エーアンドエーダッシュ
)
歳末柳橋戦争
作者:
叶和泉
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
仕事
/
懐かしい
/
ぼやき
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
十二月三十日。午前六時。名古屋駅から徒歩十分の柳橋中央卸売市場、マルナカショッピングセンターの中は、殺気をはらんだ喧騒に満ちていた。まだ陽も昇らぬ時間だというのに、ショッピングセンターの通路は買い物客で溢れかえっていた。……
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朗読:
末吉康治
(
劇団劇座
)
水の宇宙船
作者:
百
ジャンル:
その他
キーワード:
恋しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
今日も僕はここに座っている。ここは宇宙船、僕の好きな場所だ。宇宙船の端っこに腰掛け、流れる水の音を感じながら空の星たちを見上げパソコンの画面を開く。夜空に浮かぶ星は綺麗に見える。星は夜にしか見えない。……
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朗読:
なかむらさりあ
(
総合劇集団 俳優館
)
仕立屋ケンさん~キヨシの夢~
作者:
もぐら
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
切ない
/
恋しい
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
元号が平成になっても、大須はあいかわらずシャッター通りだ。 港座、太陽館、東洋劇場…東海一の映画街は消え去り、今やパチンコ屋だけがジャラジャラピカピカと賑やかだ。 俺はこの街でスーツの仕立て屋をやっている。……
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朗読:
いしぐろ寛
(
はぐはぐ☆カンパニー
)
東を向いた自転車
作者:
三木雫
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
日常
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
平日の朝、鶴舞に来るのは久しぶりだ。桜は満開に近いが、人はまばらだ。徹夜で場所取りをしている人の姿もない。平成二十四年当時、私は鶴舞駅から徒歩二十分のオフィスで働いていた。……
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朗読:
松本広子
(
劇団劇座
)
ウミ
作者:
凛娘゛
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
日常
/
切ない
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
「今月いっぱいで辞めてもらいたい。」 突然の宣告だった。なんとなく決めた、ガールズバーのバイト。特別熱心に営業をしていたわけではないけど、私なりに一生懸命働いてきたつもりだった。働いて3年目になろうとしていた。……
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朗読:
川本麻里那
(
劇団あおきりみかん
)
日々人々
作者:
まい
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
日常
/
仕事
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
少女が近づく。 「わたし、これがいい!」 弾んだ声とともに、少女は私を抱きかかえた。 「これ、ください。」 私は少女の手を離れ、大人の大きな手の上に乗った。 「いらっしゃいませ。」 その人は、お客さんが来るといつも笑顔だった。 しかし、私は知っている。……
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朗読:
長谷川南
(
劇団うりんこ
)
ご先祖様
作者:
福幸心
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
日常
/
教育
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
人の出会いは不思議である。偶然のような必然。必然のような偶然。長い人生の中で、どれだけの数の人に出会うのだろう。名前も知らないすれ違う人、自分さえ分からない自分の一面を知ってくれる人・・・……
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朗読:
佐々木和代
(
劇団アルクシアター
)
夢の明かりが灯るとき
作者:
叶和泉
ジャンル:
青春
キーワード:
日常
/
仕事
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
舞台上手袖は、奇妙な緊張感に包まれていた。上手袖だけではない。客席を含めた劇場全体が、緊張感に包まれていた。待機しているキャスト、スタッフもみな神妙な面持ちをしている。本番開始五分前なのは勿論おおきな理由としてあるだろう。……
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朗読:
黒河内彩
(
劇団シアター・ウィークエンド
)
俺のじいちゃん
作者:
KIKI
ジャンル:
ホラー
キーワード:
切ない
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
俺は小さい頃から人ならざるモノが視えてきた。大学生になった今でこそ、生きたものとそうでないモノの区別が付くようになったのだが、幼少期は全く区別が付かなかった。 「あそこに誰か居るよ」……
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朗読:
岡田一彦
(
劇団劇座
)
大須猫トマ~僕のニセモノあらわる!~
作者:
もぐら
ジャンル:
ファンタジー
キーワード:
日常
/
嬉しい
/
楽しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
大須観音近くのアーケード、おもちゃ屋とういろ屋に挟まれた、暗くて、ひんやりして、人間は通れそうもない細い路地。そこが僕、のら猫トマの住処。 僕はずっとここに住んでいる。ここしばらく、ひとり暮らしだ。……
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朗読:
内藤美佐子
(
演劇人冒険舎
)
あの日のプレゼント
作者:
吉田篤司
ジャンル:
青春
キーワード:
嬉しい
/
楽しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
初めての北海道はひろかった。自転車のペダルをこいでも、こいでも、行きたい場所へはなかなか着かない。だけど、いつかは行きたい場所へたどり着く。 三日目の朝、僕はアリスファームという牧場の売店にいた。……
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朗読:
藤本伸江
(
劇団うりんこ
)
星空の栞
翻訳:
Tiếng việt
作者:
柴野理奈子(児童書作家)
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
仕事人間の父が、突然、「明日から休みをとったから、温泉でも行くか」 などと言い出したのだから、そりゃ何かあるんだろうとは思った。 高3の夏になっても志望校も決めずにいる僕にしびれを切らして、夜通し説教でもするつもりなのかと勘ぐったりもした。 だが、まるで違った。 「肺に腫瘍……悪性……母さんが……?」……
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朗読:
松井真人
(
劇団あおきりみかん
)
見飽きた街は、見慣れた街
作者:
広小路尚祈(作家)
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
見慣れた街が時々、見飽きた街だと感じられることがある。街並みの所々がほころび、そこがまた縫い合わされて、修復されて、少しだけ変化することはしばしばあるけれど、ぼんやりとしていたら気づかないほどにその変化は小さく、緩やかであるので、この街はいつまでも変わらないな、なんて思うのだろう。……
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朗読:
高場哲也
(
劇団うりんこ
)
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