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名古屋市文化振興事業団
検索ワード : 劇団あおきりみかん
はとさん
作者:
さん
ジャンル:
ファンタジー
キーワード:
学園
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
朝の通学路で鳩が死んでいた。車に轢かれたのだ。時間が経って赤黒い塊になってしまったそれは、確かに鳩だった。土鳩特有のピンクの足だけが鮮やかなままだった。 なぜよりによって朝から。……
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朗読:
平林ももこ
(
劇団あおきりみかん
)
雛人形の怪
作者:
土井或人
ジャンル:
ホラー
キーワード:
親子
/
探偵
/
面白い
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
我が家には、代々伝わる雛人形がある。とても立派な七段飾りで、私の祖母の時代からあったその人形は、今は私の八歳の娘のために飾られている。長い時代を生き抜いてきたお人形たちは、令和の今も変わらず凛とした威厳をたたえて、……
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朗読:
中元志津
(
劇団あおきりみかん
)
ア・ラ・カルト
作者:
いちかみほづゑ
ジャンル:
恋愛
キーワード:
日常
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
古漬けの沢庵を細かく刻んで、ほかほかのご飯に混ぜる。 長辺が長めのタッパーにラップをしいて、青じその葉と、瓶入りの鮭フレークを底に敷き詰めるように入れる。 上から沢庵ご飯を、ぎゅうぎゅうに詰める。……
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朗読:
みちこ
(
劇団あおきりみかん
)
路地
作者:
村田選手
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
日常
/
恋しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
大須へ行くときにはルールがある。 大須観音駅の2番出口を出たら大須観音の前を通らずに必ず一つそれた道、東仁王門通りへつながる道を通って大須へと入っていく。なんで、ときかれてもなんでなのか自分でも実はよく分からない。……
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朗読:
山口眞梨
(
劇団あおきりみかん
)
緩やかな気付き
作者:
山内庸平
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
日常
/
懐かしい
/
ぼやき
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
仕事の日ならともかく、今年に入ってからと言うもの休みの日でも朝6時には目が覚める。記憶が確かなら、去年までは平気で昼過ぎまで寝ていたし、二度寝三度寝は当たり前。そろそろ起きるかと思った時にはすでに……
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朗読:
山中崇敬
(
劇団あおきりみかん
)
おくりもの~プレゼントを買いに大須歩き
作者:
八木寅
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
日常
/
楽しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
「ねぇ、この民族雑貨はどうなの」 姉は額(ひたい)から流れる汗を不快げに拭った。溶けたメイクと疲れきった顔は20代の姉をおばさん化させている。「うーん。彼女似合わないよ」「もぉ。せっかく選んであげているのに」……
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朗読:
大屋愉快
(
劇団あおきりみかん
)
真夏日、晴天、スカイデッキにて、君へ
作者:
水之華
ジャンル:
青春
キーワード:
学園
/
切ない
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
右も左もわからない空港を、買ってもらったばかりのスマホを片手に走る。財布にありったけのお小遣いを詰めてセーラー服のまま学校を飛び出した平日の昼間。そのままの恰好の自分がやけに目立っているような気がした。……
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朗読:
山口眞梨
(
劇団あおきりみかん
)
大須おさんぽ道
作者:
川上一翁
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
嬉しい
/
懐かしい
/
虚しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
地下鉄栄駅のホームに降りたとき、スマホが震えた。シンゴからだ。端に寄り、着信ボタンを押す。 「急に彼女とデートに行くことになってさ。今日の予定はナシってことで」 どういうことかと問いかけたが、通信状況が悪いのか要領を得ない。……
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朗読:
カズ祥
(
劇団あおきりみかん
)
コアラと笹
作者:
吉崎 梛
ジャンル:
青春
キーワード:
日常
/
楽しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
一週間前、東京の大学の同期の國村からメールがあった。 「今度、名古屋に行くから会わないか」と。意外だった。國村はなんとなく一緒にいた仲間のひとりで、どちらかといえば、僕はあいつが苦手だった。……
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朗読:
篠原タイヨヲ
(
劇団あおきりみかん
)
ウミ
作者:
凛娘゛
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
日常
/
切ない
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
「今月いっぱいで辞めてもらいたい。」 突然の宣告だった。なんとなく決めた、ガールズバーのバイト。特別熱心に営業をしていたわけではないけど、私なりに一生懸命働いてきたつもりだった。働いて3年目になろうとしていた。……
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朗読:
川本麻里那
(
劇団あおきりみかん
)
星空の栞
翻訳:
Tiếng việt
作者:
柴野理奈子(児童書作家)
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
仕事人間の父が、突然、「明日から休みをとったから、温泉でも行くか」 などと言い出したのだから、そりゃ何かあるんだろうとは思った。 高3の夏になっても志望校も決めずにいる僕にしびれを切らして、夜通し説教でもするつもりなのかと勘ぐったりもした。 だが、まるで違った。 「肺に腫瘍……悪性……母さんが……?」……
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朗読:
松井真人
(
劇団あおきりみかん
)