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検索ワード : や行

ジャンル:その他
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小説の種類:
よだかは、実にみにくい鳥です。顔は、ところどころ、味噌をつけたようにまだらで、くちばしは、ひらたくて、耳までさけています。 足は、まるでよぼよぼで、一間とも歩けません。ほかの鳥は、もう、よだかの顔を見ただけでも、いやになってしまうという工合でした。 ……
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朗読:白樺八青
  
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   土本隆弘
  
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小説の種類:
菖蒲の花
 夢の続きはどうしたら見られるのだろう。 パタン、と本を落とした音でまどろみから覚める。 断続的な震動が続く平日昼間の電車内。湿気に曇った窓の向こうで、7月の雨に晒された田園風景が流れている。……
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朗読:加藤K子
  
ほんわかシアター
ジャンル:ファンタジー
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小説の種類:
田んぼの中にある鳥居
私は今、死ぬために、まっすぐな田んぼ道を歩いてる。この先には線路があり、そこを目指していた。清々しい晴天が恨めしかった。 昔から要領が悪かった。何もかも上手くいった記憶はなく、周りとの差を感じ、常に劣等感を抱いていた。……
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朗読:成田けい
  
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パソコンとお菓子とマグカップ
 若さは無敵だ。 そんな当たり前の現実に直面し、40代半ばの私は、パソコンを前に、一人で勝手に打ちひしがれている。ふと、手元に視線を落とすと、マウスを動かす手の青い血管が目立つようになった気もするし、……
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朗読:みなみ津姉
  
つねプロデュース
モーニングセット
 仕事の日ならともかく、今年に入ってからと言うもの休みの日でも朝6時には目が覚める。記憶が確かなら、去年までは平気で昼過ぎまで寝ていたし、二度寝三度寝は当たり前。そろそろ起きるかと思った時にはすでに……
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小説の種類:
線香花火
 「いなたい」 ステージを覗きながら健次が言う。「いなたいね」私はそう言いながらにやりと笑って、後ろを向いた健次と目を合わせる。楽屋は私達だけだった。灰皿の上に置かれた煙草の今にも消えそうな火が、眩しく光っている。……
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朗読:青木保奈実
  
劇団そらのゆめ
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小説の種類:
雪の降る山
 闇の中で赤い炎と白く凍る吐息だけが色を添える貸し切り状態の季節外れのキャンプ場。 後方から鼾が聞こえる。酔っ払った武藤がテントの中で寝ているのだ。 キャンプ場のチェックイン時にオーナーが言った通り、……
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朗読:今藤裕之
  
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小説の種類:
真夜中の駅
 あの時、ぐっすり寝ている、まだ小さな子どもの私を起こしたのは、母だった。 「起きて。着替えて」 居間には、既に私の衣服が並べられていた。 「さっ、早く。出掛けるよ」 寝ぼけ眼で、ズック靴を履いた。 ……
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朗読:いのこ福代
  
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小説の種類:
バスターミナル
 父親には一生会うことはないと思っていた。別れて以来、養育費も無し連絡も無し靴下一つ送るで無し。どうやら今はハゲてるらしいよハハハ。疎遠になっている父親を母娘でくさして楽しんだ。本当は会ってみたかったのだと思う。私の半分を作った人に。……
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朗読:竹内晶子
  
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ジャンル:青春
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小説の種類:
カレーライス
 終電が無くなると繁華街も静かなものだ。看板や照明もほとんど消えて薄暗くなった駅前の通りには怪しげな人影が疎らに見えるだけだった。それと、ベンチに座って読書するホームレスらしき男がひとり。……
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朗読:吉田篤司
  
人形劇団むすび座
ジャンル:青春
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小説の種類:
舞台照明
舞台上手袖は、奇妙な緊張感に包まれていた。上手袖だけではない。客席を含めた劇場全体が、緊張感に包まれていた。待機しているキャスト、スタッフもみな神妙な面持ちをしている。本番開始五分前なのは勿論おおきな理由としてあるだろう。……
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