Voicy
Voicy
Voicy
Slider

検索ワード : ら行

キーワード:
小説の種類:
えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。焦燥と言おうか、嫌悪と言おうか――酒を飲んだあとに宿酔(ふつかよい)があるように、酒を毎日飲んでいると宿酔に相当した時期がやって来る。それが来たのだ。これはちょっといけなかった。……
〈続きを読む〉
朗読:菊池綾
  
テアトルアカデミー
   古場ペンチ
  
ピンチ番地
ジャンル:歴史・時代
キーワード:
小説の種類:
 小林秀雄と島木健作が小田原へ鮎釣りに来て、三好達治の家で鮎を肴に食事のうち、談たまたまラムネに及んで、ラムネの玉がチョロチョロと吹きあげられて蓋になるのを発明した奴が、あれ一つ発明しただけで往生を遂げてしまつたとすれば、をかしな奴だと小林が言ふ。すると三好が居ずまひを正して我々を見渡しながら、ラムネの玉を発明した人の名前は分つてゐるぜ、と言ひだした。 ……
〈続きを読む〉
キーワード: / /
小説の種類:
私がまだ独身で会社勤めをしていた頃のことだから、30年以上は経っている。 日帰り出張で、近鉄T駅(名古屋市)に来ていた。時刻は午前7時前、相手との打ち合わせに遅れては失礼にあたると、……
〈続きを読む〉
朗読:白樺八青
  
フリー
ジャンル:ホラー
キーワード: / /
小説の種類:
幼稚園の教室
 今この国は保育士不足であると、私がこの職に就く前からテレビで度々取り上げられていた。様々な要因があるらしいが、一番の問題は保護者からのクレーム対応ではないかと思う。 『先生…どういうことですか!?……
〈続きを読む〉
ジャンル:恋愛
キーワード:
小説の種類:
パーティー会場のワイングラス
「ライン、聞いてもいいですか?」婚活パーティーに行く。何人かの女性と連絡先を交換する。ラインで一言二言やりとりする。それで終わり。誘っても既読がつかなくなったり、返事が返ってこなかったり。……
〈続きを読む〉
朗読:内田成信
  
劇団うりんこ
青空と名古屋城
「名古屋って特に何もないしなぁ」 まただ。 俺は何度も聞いたセリフに辟易した。大体予想はしていたものの、こう何度も続くと名古屋に来たのは間違いだったのではないかという気さえしてくるってもんだ。……
〈続きを読む〉
朗読:福田勝明
  
フリー
作者:
キーワード: /
小説の種類:
たくさんのブローチとペンダント
 大須へ行くときにはルールがある。 大須観音駅の2番出口を出たら大須観音の前を通らずに必ず一つそれた道、東仁王門通りへつながる道を通って大須へと入っていく。なんで、ときかれてもなんでなのか自分でも実はよく分からない。……
〈続きを読む〉