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ジャンル:青春
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小説の種類:
ジャズコンサート
「なんだこいつは。信じられない。」私は心の中で毒づいた。今日はボーイフレンドの達朗と大須の商店街で食べ歩きデートをする予定だった。それが待ち合わせの場所に来るなり、「俺、今日、最高に二日酔い。超気持ち悪い。……
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ジャンル:恋愛
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小説の種類:
店頭に並ぶパン
 パンの激戦区、名古屋。その地元で従兄のおにいちゃんが脱サラしてパン屋になったと聞いた時、私は高校生だった。ほら、あなたが小学生の時、「コンビニのピロシキご馳走してくれた!」って喜んでたあのヒロシゲくんよ。……
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レンガ造りの建物
 ちょっと遅めのモーニングでも、と会社通いの時には気付かなかった、赤いレンガ造りの三階建て、緑の蔦が這う美しい壁に縁どられた古い木製の扉を、ゆっくりと開けた。 頭上では高らかにベルの音が鳴り、……
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朗読:結崎涼
  
劇団Sturm und Drang
ジャンル:歴史・時代
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小説の種類:
古い人物写真
 天保六年、十一代将軍家斉の治世下。年の瀬も押し迫った師走の昼下がりのことだった。 美濃国高須三万石、松平摂津守江戸屋敷内の剣術道場では、少年剣士たちの稽古が行われていた。その中の一人、……
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朗読:原田邦英
  
フリー
ジャンル:青春
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小説の種類:
花屋
 歩美がコンビニで働きはじめて2年がたった。ビジネス街の中ということもあって、昼時や夕方は忙しい。 ある日の夕方、お客さんがペットボトルを持ってきてレジ前に置いた。「いらっしゃいませ。2点で302円です」「はい、……
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朗読:谷口暢子
  
劇団Hi-Tgrowth
ジャンル:ファンタジー
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小説の種類:
日の差し込む部屋
 あの日、お母さんは僕に言った。 「ひとりで生きていくことを選ぶのも、誰かを選んで人と一緒に生きていくことも、多分どっちも幸せだ」って。 「私はひとりで生きていくことを選んだけど、あなたも自分で決めなさい」って。……
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朗読:水野恭輔
  
劇団Hi-Tgrowth
プラネタリウム
 小学五年生だった。名古屋市の科学館が主催の天文クラブに入っていた。一ヶ月に一度、プラネタリウムを無料で見せてくれる。そこで知り合ったのが明子ちゃんだ。席が隣になったのがきっかけ。それから毎月、……
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朗読:山口未知
  
劇団B級遊撃隊
キーワード:
小説の種類:
空港
 ハノイ・ノイバイ国際空港。ベトナムでの仕事を終え、私は名古屋へ帰国する。 搭乗手続きを待つ、私の前後には、お揃いのポロシャツを着た若者たちが、いくつかのグループに分かれ並んでいた。……
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作者:
キーワード: /
小説の種類:
シロツメクサ
 朝、目覚めて鏡を見ると、右目のまぶたに大きなデキモノができていた。 化粧で隠せるものでもなく、仕事を休むわけにもいかず、憂鬱な週の始まりだった。自宅を出る前に夫と会話をしたのは、5回・・・・いや、4回だったか。……
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朗読:堀優子
  
劇団劇座
ジャンル:歴史・時代
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小説の種類:
ラクダ
 文政十年 一月晦日 あす父さんとらくだを見に行く。 とても楽しみだ! 去年、らくだが大須の見世物小屋に来たとき、うちの寺子屋じゃ呉服屋の国松だけが見に行っていて、自慢されまくったやつだ。……
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朗読:道家一子
  
演劇人冒険舎
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小説の種類:
活けた花
 人が亡くなったら、棺桶いっぱいに花を入れて。 それから一晩経ったら、最後のお別れをします。 あなたとの思い出はたくさんあります。ですが、あなたとの最後の記憶は、花のいい匂いがいっぱいに広がった、……
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朗読:竹内晶子
  
フリー
ジャンル:ファンタジー
キーワード:
小説の種類:
黒板
 もうすこし肩の力を抜いて生きねばとは常に思う。しかしそれは言うは易しでなかなか実際には難しい。だから私はもっとF先生に学ぼうと思う。 クラスのお調子者がその宿命にかられ、掃除の時間にほうきを抱えて「盗んだバイクで事故に遭う」……
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朗読:宮腰裕貴
  
劇団うりんこ
キーワード: /
小説の種類:
自転車置き場
平日の朝、鶴舞に来るのは久しぶりだ。桜は満開に近いが、人はまばらだ。徹夜で場所取りをしている人の姿もない。平成二十四年当時、私は鶴舞駅から徒歩二十分のオフィスで働いていた。……
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朗読:松本広子
  
劇団劇座
作者:
キーワード: /
小説の種類:
窓辺
少女が近づく。 「わたし、これがいい!」 弾んだ声とともに、少女は私を抱きかかえた。 「これ、ください。」 私は少女の手を離れ、大人の大きな手の上に乗った。 「いらっしゃいませ。」 その人は、お客さんが来るといつも笑顔だった。 しかし、私は知っている。……
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朗読:長谷川南
  
劇団うりんこ
キーワード:
小説の種類:
本棚
 仕事人間の父が、突然、「明日から休みをとったから、温泉でも行くか」 などと言い出したのだから、そりゃ何かあるんだろうとは思った。 高3の夏になっても志望校も決めずにいる僕にしびれを切らして、夜通し説教でもするつもりなのかと勘ぐったりもした。 だが、まるで違った。 「肺に腫瘍……悪性……母さんが……?」……
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