公募作品Voicy Novels
名作Voicy Novels
翻訳作品
English Translation
中文翻译
Bản dịch
tiếng Việt
朗読者紹介
検索
Copyright ©2022 All rights reserved
名古屋市文化振興事業団
検索ワード : さ行
三人の百姓
作者:
秋田雨雀
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
名作
小説の種類:
名作ノベルズ
昔、ある北の国の山奥に一つの村がありました。その村に伊作、多助、太郎右衛門という三人の百姓がありました。三人の百姓は少しばかりの田を耕しながら、その合間に炭を焼いて三里ばかり離れた城下に売りに行くのを仕事にしておりました。……
〈続きを読む〉
演出:
児玉俊介
(
劇団うりんこ
)
朗読:
まきのかずひこ
(
劇団うりんこ
)
杉浦耶麻人
(
劇団うりんこ
)
児玉しし丸
(
劇団うりんこ
)
高島絵里
(
劇団うりんこ
)
仙人
作者:
芥川龍之介
ジャンル:
ファンタジー
キーワード:
名作
小説の種類:
名作ノベルズ
皆さん。私は今大阪にいます、ですから大阪の話をしましょう。 昔、大阪の町へ奉公に来た男がありました。名は何と云ったかわかりません。ただ飯炊奉公に来た男ですから、権助とだけ伝わっています。……
〈続きを読む〉
演出:
鏡味富美子
(
フリー
)
朗読:
入馬券
(
フリー
)
好姫
(
フリー
)
スタートライン
作者:
岡まほり
ジャンル:
青春
キーワード:
スポーツ
/
悔しい
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
母と妹が走る姿をとらえて、沿道から声援を送る。名古屋ウィメンズマラソンの序盤は、地下鉄桜通線に沿ったコースを走る。ゼッケンナンバーのアルファベット毎にグループを作って一斉にスタートするので、……
〈続きを読む〉
朗読:
五紀結女
(
星の女子さん
)
終電のシンデレラ
作者:
高倉麻耶(劇作家)
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
人間関係
/
仕事
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
夏の夜の「錦三」は騒がしかった。香苗は夜の女性たちのための美容室でセットしてもらった髪を、何度も触って出来上がりを確認しながら、19時の開店に間に合うように急いでいた。初めて着物で出勤するのは、……
〈続きを読む〉
朗読:
山下ゆり
(
劇団劇座
)
その名はマトリョーシカ
作者:
長生直子
ジャンル:
恋愛
キーワード:
切ない
/
懐かしい
/
諦め
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
あれは昭和の終わりの出来事だった。 まだ、ドイツは東と西に分かれていたし、ロシアはソビエト連邦という国の一部であった。 私はある会社に勤めていた。経理課で事務仕事をしていて、……
〈続きを読む〉
朗読:
下出祐子
(
劇団うりんこ
)
しるし
作者:
福永真也
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
介護
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
よく聞かれるんですけどね、ないですよ、そんなの。いわゆる3Kな仕事で、給料まで安いですからね。「やりがい」とか「感動」みたいなプライスレスなボーナスがなきゃ、介護なんて続くわけないって普通の人なら思うんでしょう。……
〈続きを読む〉
朗読:
八代将弥
(
room16
)
先生の夢
作者:
ももうさぎ
ジャンル:
その他
キーワード:
日常
/
切ない
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
「私は昨日日本語を勉強する」これだとね、まだ文として不十分なんだ。最後のところを、「勉強した」に変えてみようか。」 何度教えても、同じミスをする。先週と比べて、この生徒はどれだけ成長したのだろうか。……
〈続きを読む〉
朗読:
須原麻衣
(
名古屋プロダクション
)
最高のキャストたち
作者:
T田
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
切ない
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
気がつくと僕は古ぼけた劇場にいた。 「いらっしゃいませ。」 振り返るとタキシードを着た老人が立っている。ニコニコとして、しかしどこか寂しげな顔で僕を見つめている。不思議と恐怖を感じなかった。……
〈続きを読む〉
朗読:
宮谷達也
(
演劇組織KIMYO
)
空飛ぶういろう
作者:
高草歩
ジャンル:
その他
キーワード:
日常
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
商店街に面した古い木造の和菓子屋はとても人気がある。 そこの名物はなんといっても、ういろうだ。このういろう目当てにいつでも店には人が絶えない。 そんなういろうにはある秘密があることを私はある時知ってしまった。……
〈続きを読む〉
朗読:
ゴマモトダイ
(
人形劇団あっけらかん♪
)
席譲り
作者:
dzuka
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
人間関係
/
日常
/
ぼやき
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
紅葉が終わりかけの名古屋市南部の、とある神社の一角。 今月も、手水舎で清めのルーティンから。掬った水を掌にかけると、その冷たさで身が引き締まる。もう一度水を掬い、今度は口を清めようとするが、……
〈続きを読む〉
朗読:
上田定行
(
フリー
)
しろくろ
作者:
林千紘
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
日常
/
仕事
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
パンダって、なんかおっさんみたいだな。 なんでこんなに人気なんだろ。 就活のストレスを晴らしに動物園に来た。 いつもやたらと人気なことで有名なパンダ舎だけど、平日の閉園間際ということもあって人だかりのピークも過ぎているみたいだ。……
〈続きを読む〉
朗読:
長谷川暦
(
パンジャーボンバーズ
)
心骨に刻す
作者:
参周豪太郎
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
人間関係
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
今年も年賀状を書く季節がやってきた。古いアドレス帳を見ながら女房が言う。「この松本市の杉原さんって方どなたなの?今まで一度も会ったこともなければ、年賀状や手紙が届いたことなどないし、……
〈続きを読む〉
朗読:
大嶽隆司
(
フリー
)
ささやかなプレゼント
作者:
飯田なつみ
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
日常
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
地下を出た黄色ラインの地下鉄を、終点の一駅手前で降りる。日曜日のお昼時、利用客は多くない。初夏の風が、淀んだ私を爽やかに洗う。 気がかりは消えないけれど、気持ちは幾分か晴れていく。……
〈続きを読む〉
朗読:
佐和ぐりこ
(
オレンヂスタ
)
そうだ。タクシーに乗ろう!
作者:
浅野トシユキ
ジャンル:
ホラー
キーワード:
人間関係
/
哀しい
/
切ない
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
私はタクシーに乗り、行き先を告げる。運転手の名前に見覚えがあった。「もしかして、タケシか?」と聞いてみた。「やっぱりそうだよな」と運転手が笑顔でこちらを向いた。 東京から出張で実家近くの名古屋に来ていた。……
〈続きを読む〉
朗読:
田内康介
(
オイスターズ
)
好きこそものの上手なれ
作者:
佐織えり
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
人間関係
/
日常
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
――ああ、まただ。こうなるんじゃないかと思ってた。「残念ながら、今回は落選ということで……」 予測していたとしてもショックは大きくて、選評を聞いたはずが内容はほとんど覚えていない。……
〈続きを読む〉
朗読:
中田裕子
(
フリー
)
水筒から元カレ
作者:
二島なつめ
ジャンル:
ファンタジー
キーワード:
恋しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
水筒から元カレが出てきた。 本当のことだけど、信じられない。 ついさっき、部屋の大掃除を始めたら、クローゼットの奥からなぜか水筒が出てきて、これって新品かな?と思って蓋を開けた。そうしたら、なんと、……
〈続きを読む〉
朗読:
村井美奈
(
劇団うりんこ
)
3月の空色
作者:
はばさき あかる
ジャンル:
その他
キーワード:
日常
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
長く付き合っていた彼氏と別れた。 きちんと話し合って別れたけれど、さすがに重たいものを飲み込んだような気分は拭えず、食欲もなく仕事以外の時間は上の空だった。 そろそろ気持ちを切り替えなきゃ、と思っていたところ、……
〈続きを読む〉
朗読:
ありさ
(
劇団アルクシアター
)
ずっとのおうちをさがしています
作者:
水玉猫
ジャンル:
童話
キーワード:
家族
/
日常
/
楽しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
「おとなの猫の譲渡会?」 地下鉄の吊り広告に、明子さんの目が止まりました。 昼下がりの地下鉄名城線。この時間帯にしては、車内はすいています。 その広告は、自由が丘の名古屋市動物愛護センターで開催される保護猫の譲渡会の案内でした。……
〈続きを読む〉
朗読:
おぐりまさこ
(
空宙空地
)
浄化の夜
作者:
山本桃州
ジャンル:
青春
キーワード:
人間関係
/
哀しい
/
恋しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
「まりちゃん! 私、就職決まったよ!」 「そうなんや、おめでとう! どこに住むことになるん?」 「名古屋!」 名古屋へ行くのは、生まれて初めてだった。とりあえず、おいしいものを食べて、……
〈続きを読む〉
朗読:
糸永しのぶ
(
劇団はぐるま
)
サボテントゲのピアス
作者:
花守倫果
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
日常
/
切ない
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
カラン なんの音だろうと思った。 職業柄、耳はいいほうだ。コンサート終わりにひっそりと慎ましやかに一人居酒屋で乾杯をしていた私は、聞きなれない音を耳にして首を傾げた。……
〈続きを読む〉
朗読:
高橋幸誠
(
フリー
)
1 / 2
1
2
»