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名古屋市文化振興事業団
カテゴリー : 青春
クリスタル広場の思い出
作者:
すぎうらとしはる(桜貴舎)
ジャンル:
青春
キーワード:
切ない
/
恋しい
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
栄地下のど真ん中にあるクリスタル広場。わたしは30年前、よくここを東から西へ往来した。バレエを習うためだ。中日ビルの脇の格安の駐車場に車を停めて、地下街の東の端から西の端へ行くためにここを通過するのだ。……
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朗読:
はまだきよ
(
劇団うりんこ
)
なぜなのだろう
作者:
田県太郎
ジャンル:
青春
キーワード:
恋しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
なぜと思うことが世の中にはたくさん存在している。それを、紐解くことは出来はしない。私は神様でもなければ頭の良い学者様でもないのだから。 大須の銀だこでたこ焼きを頬張りながら赤坂は問う。……
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朗読:
鷲見裕美
(
劇団うりんこ
)
一九七六年のジョン・スミス
作者:
栗林元
ジャンル:
青春
キーワード:
学園
/
嬉しい
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
モヤモヤとした十八歳の春だった。卒業式の翌日だ。 愛知の日比谷高校と言われる超進学校に合格した入学式の日から、あっという間の三年だった。 初めて教室に入ったとき、机の上に「三里塚闘争を支援しよう」というわら半紙のビラが置いてあった。……
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朗読:
しなこ
(
劇団サラダ
)
コアラと笹
作者:
吉崎 梛
ジャンル:
青春
キーワード:
日常
/
楽しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
一週間前、東京の大学の同期の國村からメールがあった。 「今度、名古屋に行くから会わないか」と。意外だった。國村はなんとなく一緒にいた仲間のひとりで、どちらかといえば、僕はあいつが苦手だった。……
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朗読:
篠原タイヨヲ
(
劇団あおきりみかん
)
やわらかい人たち
作者:
柳瀬順
ジャンル:
青春
キーワード:
親子
/
教育
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
終電が無くなると繁華街も静かなものだ。看板や照明もほとんど消えて薄暗くなった駅前の通りには怪しげな人影が疎らに見えるだけだった。それと、ベンチに座って読書するホームレスらしき男がひとり。……
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朗読:
吉田篤司
(
人形劇団むすび座
)
洲崎神社のお猫様
作者:
叶和泉
ジャンル:
青春
キーワード:
楽しい
/
恋しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
キンと冷えた朝の空気は、まるで研ぎ澄まされたナイフのように鋭く、私のむき出しの肌を容赦なく突き刺した。自宅マンションから徒歩五分の距離だから多少寒くても大丈夫なんて思っていたが、十二月の朝の冷え込みを甘くみていた。……
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朗読:
尾藤涼和
(
劇団劇座
)
夢の明かりが灯るとき
作者:
叶和泉
ジャンル:
青春
キーワード:
日常
/
仕事
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
舞台上手袖は、奇妙な緊張感に包まれていた。上手袖だけではない。客席を含めた劇場全体が、緊張感に包まれていた。待機しているキャスト、スタッフもみな神妙な面持ちをしている。本番開始五分前なのは勿論おおきな理由としてあるだろう。……
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朗読:
黒河内彩
(
劇団シアター・ウィークエンド
)
あの日のプレゼント
作者:
吉田篤司
ジャンル:
青春
キーワード:
嬉しい
/
楽しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
初めての北海道はひろかった。自転車のペダルをこいでも、こいでも、行きたい場所へはなかなか着かない。だけど、いつかは行きたい場所へたどり着く。 三日目の朝、僕はアリスファームという牧場の売店にいた。……
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朗読:
藤本伸江
(
劇団うりんこ
)
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