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カテゴリー : 青春

ジャンル:青春
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小説の種類:
グラウンドのスタートライン
母と妹が走る姿をとらえて、沿道から声援を送る。名古屋ウィメンズマラソンの序盤は、地下鉄桜通線に沿ったコースを走る。ゼッケンナンバーのアルファベット毎にグループを作って一斉にスタートするので、……
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朗読:五紀結女
  
星の女子さん
ジャンル:青春
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小説の種類:
夕焼けシルエットの男女
俺は走った。とにかく走った。そして、俺は敗れた。 息を整えながら無人のバス停に辿り着いた俺はスマートフォンを取り出して時間を確認する。 18時16分。 俺の通う大学は最寄りに電車の駅がなくてその代わりに……
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ジャンル:青春
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小説の種類:
紫陽花
 ここのところ、近代史演習のレポートを作成するべくせっせと鶴舞図書館へ通っている。電源使用可の机を確保したいので、開館前に到着するよう逆算して、家を出て最寄りの駅から赤い地下鉄車両に乗り込む。……
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ジャンル:青春
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小説の種類:
青空と太陽
 改札を出ると、潮の匂いがした。 この辺りに土地勘のない芽依はすぐ海が見えるだろうと思っていたのだが、視界にはいい具合にさびれた商店街しか入らない。 辺りを見回す。目の端に、人待ち顔の青年が映った。……
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朗読:伊藤成美
  
Theater BamBoo
ジャンル:青春
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小説の種類:
蓮の花
 またとばっちりだ。いや、半分は自分の意思だけれど、人を放っておけないのは性分で自分でもコントロールできないことだから、やっぱりとばっちりだ。 ガムが合唱コンクールの練習を抜け出した。……
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朗読:尾崎優人
  
優しい劇団
作者:
ジャンル:青春
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小説の種類:
サッカーボール
 芝を踏みしめる22人44脚。全国大会決勝でどちらも点が取れないまま、ピッチに立つ若人たちは水を浴びたような汗をユニフォームで拭った。ゴールキーパーがボールを蹴り上げる。その先に6番が空を仰いで待っていた。……
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ジャンル:青春
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小説の種類:
たんぽぽの綿毛が飛んでいる
 うららかな陽気が、直射日光に変わる季節。春の終わりを告げる風は、たんぽぽの綿毛を揺らしました。じきに、綿毛たちが一斉に飛び立つ時間です。待ちわびた瞬間に、誰もが高ぶりました。ただひとりを除いて。……
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ジャンル:青春
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小説の種類:
天むす
「まりちゃん! 私、就職決まったよ!」 「そうなんや、おめでとう! どこに住むことになるん?」 「名古屋!」  名古屋へ行くのは、生まれて初めてだった。とりあえず、おいしいものを食べて、……
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朗読:糸永しのぶ
  
劇団はぐるま
ジャンル:青春
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小説の種類:
桜の木
 小学校からの帰り道、春の訪れを感じさせる風がサッと吹いて、桜の花びらが数枚足元に舞い落ちると、私はランドセルを背負っているのも忘れるほど、一生懸命走って自宅に戻り、キッチンでホットケーキなどを焼いている母にまとわりついたものでした。……
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ジャンル:青春
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小説の種類:
野球のボール
 中日の抑え投手が最後を締めて、試合は22時過ぎにやっと終わった。ソフトバンク打線は九回も簡単に引き下がってくれず、私が勝利を確信して帰り支度を始められたのは、ゲーム終了より少し前、……
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朗読:二宮信也
  
星の女子さん
ジャンル:青春
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小説の種類:
ピアノのある部屋
鶴舞公園から真っ直ぐにきた大池町にうちの病院はあった。時代は昭和初期。鉄筋コンクリート製のビルは当時は珍しく、とても目立っていたように思う。家族経営で総合病院を経営していた。……
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朗読:天野鎮雄
  
劇団劇座
ジャンル:青春
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小説の種類:
ジャズコンサート
「なんだこいつは。信じられない。」私は心の中で毒づいた。今日はボーイフレンドの達朗と大須の商店街で食べ歩きデートをする予定だった。それが待ち合わせの場所に来るなり、「俺、今日、最高に二日酔い。超気持ち悪い。……
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ジャンル:青春
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小説の種類:
学校の教室
 ぼくは、母に連れられて広島から名古屋にやってきた。小学校4年生の時の話だ。母は父と笑ってわかれ、二度と会わないと言い切った。ぼくに「ごめんね」と謝った。大人の事情だからと、かんたんに片づけられた。……
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朗読:憲俊
  
SCANP
ジャンル:青春
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小説の種類:
カメラ
 あれはもう三年前のことで、しかもちょうどこのバレンタインの時期で、僕は大学三年生だった。周りが就活を始め、僕も重い腰を上げ大学の相談窓口に赴いたときだった。特に夢も就きたい職もなく、話を聞いてもどれもしっくりこなかった。……
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朗読:堀尾宣彰
  
劇団Hi-Tgrowth
ジャンル:青春
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小説の種類:
モノクロの名古屋城
 東片端のあたりに生まれた。 あの頃は自然豊かな町だった。 撞木町にある美しい薔薇科の落葉樹が咲き乱れる路地。 私はやんちゃでお転婆な子どもだった。 昭和18年。小学五年生。 親から離れて初めて疎開した。……
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朗読:武藤陽子
  
劇団名芸
ジャンル:青春
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小説の種類:
花屋
 歩美がコンビニで働きはじめて2年がたった。ビジネス街の中ということもあって、昼時や夕方は忙しい。 ある日の夕方、お客さんがペットボトルを持ってきてレジ前に置いた。「いらっしゃいませ。2点で302円です」「はい、……
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朗読:谷口暢子
  
劇団Hi-Tgrowth
空港のスカイデッキ
 右も左もわからない空港を、買ってもらったばかりのスマホを片手に走る。財布にありったけのお小遣いを詰めてセーラー服のまま学校を飛び出した平日の昼間。そのままの恰好の自分がやけに目立っているような気がした。……
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ジャンル:青春
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小説の種類:
大仏
 「その日はだめだ。カミさんが出かけるから、子供を見なくちゃいけない」「奥さんの実家に行くから、二十七日より前なら大丈夫」 いつもの五人で集まるというのに、なかなか日にちが合わない。……
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ジャンル:青春
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小説の種類:
ボクシングジム
 朝礼後の負担を軽くする為に、俺は誰よりも早く出社して、掃除をする。社畜は掃除が大好きだ。上司の顔を伺うと、トイレ掃除を『頑張った』後には呼吸が穏やかになっている。役に立つ事を諦めた俺は、……
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ジャンル:青春
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小説の種類:
鬼まんじゅう
 ぼくは神奈川県の専門学校を卒業後、三河にあるソフトウエア会社に就職してプログラマーとして働き早3年経った。3年て言うキャリアは仕事に慣れてきて少しマンネリを感じ始める頃だ。……
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朗読:竹原大二
  
劇団サラダ