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名古屋市文化振興事業団
最初から知ってるはず
作者:
春音優月
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
人間関係
/
日常
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
「ごめんごめん!迷ってて遅くなった」 「また〜?何年名古屋住んでたのよ。まあ、私もちょっと迷ったけど」 「やっぱり迷うよね」 待ち合わせ場所で先に待っていてくれた美弥と顔を合わせ、笑い合う。……
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朗読:
笹井結加
(
劇団Hi-Tgrowth
)
オレからの伝言
作者:
寺内榛希
ジャンル:
SF
キーワード:
日常
/
仕事
/
キャリア
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
今夜を、人生最後の夜にしよう。 俺はそう決めると、ゆったりとベッドに横たわった。 全てを忘れて、ぐっすりと眠りに就こう。 そして明日の朝、俺はこの救い様のない世の中にオサラバする。……
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朗読:
ニシムラタツヤ
(
AfroWagen
)
この味、まことや
作者:
シェル
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
親子
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
「いらっしゃいませーーーーーーーーーーーー」 どこまでも伸びゆく、威勢の良い二代目男性店主の声。 その声すらもここ、味噌煮込うどん屋の、味であると気づいたのはいつからだったか。……
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朗読:
西本智至
(
劇団サラダ
)
GGとお散歩
作者:
平常心保
ジャンル:
歴史・時代
キーワード:
人間関係
/
家族
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
京都に住んでいるぼくは小学五年生。毎年、夏休みと冬休みに名古屋に住む祖父の家に遊びに行っている。小さい頃は「じいじ」と呼んでいたが、小学校に入るくらいだっただろうか、「俺のことを『じいじ』と呼ぶな。……
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朗読:
しのだゆうめ
(
劇団そらのゆめ
)
桜との距離感
作者:
MIKI
ジャンル:
青春
キーワード:
楽しい
/
切ない
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
小学校からの帰り道、春の訪れを感じさせる風がサッと吹いて、桜の花びらが数枚足元に舞い落ちると、私はランドセルを背負っているのも忘れるほど、一生懸命走って自宅に戻り、キッチンでホットケーキなどを焼いている母にまとわりついたものでした。……
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朗読:
富田裕子
(
劇団シアター・ウィークエンド
)
スマートフォンの視点から
作者:
南月
ジャンル:
その他
キーワード:
日常
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
百メートル道路の意味がよくわかっていない様子で君は頷いた。 味噌煮込みうどん、レゴランド、東山動物園。静岡県東部で生まれ育ったのなら、名古屋市の知識なんてそんなものだろう。……
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朗読:
水野恭輔
(
劇団Hi-Tgrowth
)
Do to need you
作者:
瀬名祥太郎
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
人間関係
/
家族
/
切ない
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
「今日、いいもの作ったよ」 妻が『はにかむ』というよりは、『にやにや』した表情でつぶやく。ここで言う『つぶやく』とは、あえて小声で話して興味を引こうとしているだけであって、本当の独り言ではない。……
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朗読:
岩田浩明
(
劇団シアター・ウィークエンド
)
今年のお正月
作者:
水玉猫
ジャンル:
童話
キーワード:
楽しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
「おねえちゃんのうそつき!」 「うそじゃないったら」 「うそだよ。お正月になったのに、いつもと同じじゃないか」 「そんなこと言ったって、前の年はそうだったんだもの。その前の年だって、……
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朗読:
中友真矢
(
劇団アルクシアター
)
垂れネームをつけるまで
作者:
片山惠未
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
スポーツ
/
音楽
/
恋しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
垂れネームを忘れた。まずい。剣道部に入ってから今まで一度も忘れ物をしたことがなかったのに、最後の最後、大事な大会の日に忘れるなんて……。よりによって、替えがきかないやつを。……
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朗読:
宮田頌子
(
オレンヂスタ
)
海の仲間たち
作者:
二島なつめ
ジャンル:
ファンタジー
キーワード:
家族
/
音楽
/
恋しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
娘が水族館に行きたいと言った。 「よーし、じゃあ、今から行こう!」 夫は張り切って車を出す。 「ママも水族館大好きなんだよなあ」 夫は結婚する前のことを言いだした。わたしたちはいつも水族館で会っていたのだ。……
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朗読:
浦麗
(
オレンヂスタ
)
モンスターハート・ブレイブピッチ
作者:
ジャンル:
青春
キーワード:
スポーツ
/
日常
/
切ない
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
中日の抑え投手が最後を締めて、試合は22時過ぎにやっと終わった。ソフトバンク打線は九回も簡単に引き下がってくれず、私が勝利を確信して帰り支度を始められたのは、ゲーム終了より少し前、……
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朗読:
二宮信也
(
星の女子さん
)
穏やかな日々
作者:
お転婆ムスメ
ジャンル:
青春
キーワード:
家族
/
日常
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
鶴舞公園から真っ直ぐにきた大池町にうちの病院はあった。時代は昭和初期。鉄筋コンクリート製のビルは当時は珍しく、とても目立っていたように思う。家族経営で総合病院を経営していた。……
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朗読:
天野鎮雄
(
劇団劇座
)
ここだけの話
作者:
木村康宏
ジャンル:
コメディ
キーワード:
日常
/
ぼやき
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
その夜は事件が起きた。 三十五年間、小さい失敗はしつつも社会には迷惑をかけずに生きてきたつもりだ。それでも複数の警官が私を見下ろしている。とうとう厄介ごとを起こしたのだ。「三十代と思われる男性、路上で倒れており……」……
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朗読:
久川徳明
(
劇団翔航群
)
望外の喜び
作者:
平常心保
ジャンル:
青春
キーワード:
人間関係
/
音楽
/
楽しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
「なんだこいつは。信じられない。」私は心の中で毒づいた。今日はボーイフレンドの達朗と大須の商店街で食べ歩きデートをする予定だった。それが待ち合わせの場所に来るなり、「俺、今日、最高に二日酔い。超気持ち悪い。……
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朗読:
西山諒
(
パンジャーボンバーズ
)
ピロシキとコーヴォ
作者:
小松純子
ジャンル:
恋愛
キーワード:
キャリア
/
切ない
/
恋しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
パンの激戦区、名古屋。その地元で従兄のおにいちゃんが脱サラしてパン屋になったと聞いた時、私は高校生だった。ほら、あなたが小学生の時、「コンビニのピロシキご馳走してくれた!」って喜んでたあのヒロシゲくんよ。……
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朗読:
柴田梨沙
(
総合劇集団 俳優館
)
トゥルーマン
作者:
瀬名祥太郎
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
人間関係
/
日常
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
「あなたは、トゥルーマンだから」 ベリーショートの妻が悲しげな目で僕を見つめながら呟いた。 1998年、11月。名古屋駅近くの今はなきゴールド劇場にて、監督ピーター・ウィアー、……
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朗読:
かとう雅敏
(
劇団劇座
)
ベルベデーレ
作者:
小松純子
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
人間関係
/
切ない
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
ちょっと遅めのモーニングでも、と会社通いの時には気付かなかった、赤いレンガ造りの三階建て、緑の蔦が這う美しい壁に縁どられた古い木製の扉を、ゆっくりと開けた。 頭上では高らかにベルの音が鳴り、……
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朗読:
結崎涼
(
劇団Sturm und Drang
)
マスクがあって、
作者:
片山惠未
ジャンル:
恋愛
キーワード:
日常
/
切ない
/
恋しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
「女性必見! 小顔マスク」と書かれたポップを、目を細めてジッと見る。マスクをするとどうしても眼鏡が曇ってしまうため、今日も眼鏡を外していた。「マスクして袴着るってこと?……
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朗読:
岡本理沙
(
フリー
)
秀之助の覚悟
作者:
木村昌資
ジャンル:
歴史・時代
キーワード:
親子
/
教育
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
天保六年、十一代将軍家斉の治世下。年の瀬も押し迫った師走の昼下がりのことだった。 美濃国高須三万石、松平摂津守江戸屋敷内の剣術道場では、少年剣士たちの稽古が行われていた。その中の一人、……
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朗読:
原田邦英
(
フリー
)
温室に迷子
作者:
小松純子
ジャンル:
ファンタジー
キーワード:
家族
/
親子
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
最近、母さんにかまわれてない気がする。 日曜の昼下がり、宿題を終わらせてランドセルの新しい傷を指でなぞっていると、リビングでうるさい電話が鳴った。うちは掃除ロボットや最新のオーブンレンジが揃っているのに、……
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朗読:
丹羽美貴
(
劇団うりんこ
)
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