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名古屋市文化振興事業団
キーワード : 家族
絵描きの前書き
作者:
T田
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
人間関係
/
家族
/
嬉しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
皆様初めまして。僕の個展に足を運んでいただいてありがとうございます。 個展をご覧になる前に少しだけ拙文にお付き合いください。 皆様のお目当てはズバリ一つ。日本画家コンクールにおいて、……
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朗読:
永田祐己
(
名古屋プロダクション
)
あっぱれの極み
作者:
参周豪太郎
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
人間関係
/
家族
/
面白い
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
先日、妻のお父さんが84歳で亡くなった。 妻のお父さんは気配り上手で、傍から見ていても、よくそこまで気が付くなあと思わせる人であった。そのためそんなに他人に気を遣って生活していると長生きできないから、……
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朗読:
小熊ヒデジ
(
劇団てんぷくプロ
)
恋慕の情
作者:
シュイ
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
人間関係
/
家族
/
切ない
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
私がまだ独身で会社勤めをしていた頃のことだから、30年以上は経っている。 日帰り出張で、近鉄T駅(名古屋市)に来ていた。時刻は午前7時前、相手との打ち合わせに遅れては失礼にあたると、……
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朗読:
白樺八青
(
フリー
)
父がにやり
作者:
神田 昭彦
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
日常
/
介護
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
この秋九十四歳になった父。数年前に散歩の途中で転倒し、徐々に始まった認知症。やがて頭の中から昼夜の区別が消え、曜日が消えた。大好きだった本も「意味が分からん」と読まなくなり、うんちを時々廊下にこぼすようになった。……
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朗読:
大谷勇次
(
劇団うりんこ
)
最高のキャストたち
作者:
T田
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
切ない
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
気がつくと僕は古ぼけた劇場にいた。 「いらっしゃいませ。」 振り返るとタキシードを着た老人が立っている。ニコニコとして、しかしどこか寂しげな顔で僕を見つめている。不思議と恐怖を感じなかった。……
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朗読:
宮谷達也
(
演劇組織KIMYO
)
思い出は一つとは限らない
作者:
のなめ
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
親子
/
日常
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
本当は逆なんじゃなかろうか。両手をメガホンにして声を張り上げていた私は、ふと我に返った。目の前で繰り広げられるプロ野球の試合に熱狂的な声援を送る私。その隣の席で熱心に本を読みふける父親。……
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朗読:
中野由佳子
(
劇団シアター・ウィークエンド
)
忘れたくない場所
作者:
藍城遊音
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
日常
/
切ない
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
わざわざ遠くまで自転車を走らせてここまで来たけど、劣化して剥がれた紫色の壁は明らかに古臭くて、記憶のそれとはあまり一致しなかった。店の入り口に大きく「ご愛顧ありがとうございました」と派手な文字が飾ってある。……
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朗読:
小野寺マリー
(
優しい劇団
)
しろくろ
作者:
林千紘
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
日常
/
仕事
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
パンダって、なんかおっさんみたいだな。 なんでこんなに人気なんだろ。 就活のストレスを晴らしに動物園に来た。 いつもやたらと人気なことで有名なパンダ舎だけど、平日の閉園間際ということもあって人だかりのピークも過ぎているみたいだ。……
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朗読:
長谷川暦
(
パンジャーボンバーズ
)
星ヶ丘の清ちゃん
作者:
ペンタウロス
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
日常
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
星ヶ丘のおばちゃんというのはわたしの祖母の妹のことで、星ヶ丘に住んでいるからそう呼んでいたのだった。本名は「清子」という。苗字は聞いたことがあるかもしれないが覚えていない。……
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朗読:
夏目みほ
(
総合劇集団 俳優館
)
うつろい
作者:
髙橋タカシ
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
親子
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
「銀時計に人を集めるにはどうしたらいいと思う?」 僕がそんな突拍子もない質問を捻り出したのは、気まずい空気をなんとかしたかったからだ。「あっちは広場じゃないから人が集まらないんじゃないか?」……
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朗読:
中尾達也
(
オイスターズ
)
ささやかなプレゼント
作者:
飯田なつみ
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
日常
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
地下を出た黄色ラインの地下鉄を、終点の一駅手前で降りる。日曜日のお昼時、利用客は多くない。初夏の風が、淀んだ私を爽やかに洗う。 気がかりは消えないけれど、気持ちは幾分か晴れていく。……
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朗読:
佐和ぐりこ
(
オレンヂスタ
)
甘夏ソーダ
作者:
桑嶋ミキト
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
仕事
/
嬉しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
店の経営が難しくなってきた。 誰でも気軽に田舎の味を楽しんでもらおうと、一念発起して大須にレトロな大衆食堂をオープンしたのが3年前。会社を辞めて、起業するには勇気がいったが、……
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朗読:
長縄都至子
(
劇団きまぐれ
)
大好きなこの場所で
作者:
みなお
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
「あ」 桜の名所、鶴舞公園。 つい声がもれたのは、線路下をくぐって飛び込んでくる満開の桜に歓声を上げたのではなく、去年の事を思い出したからだ。 去年の今ごろも桜は綺麗に咲いていた。……
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朗読:
マツガサキアサミ
(
パンジャーボンバーズ
)
ハルウララ
作者:
ねりあめもみじ
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
日常
/
ぼやき
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
四月のある日、その日は天気がとても良かったのでコンビニで購入したお弁当を家の庭で昼ご飯として食べていた。バイト帰りなので十四時過ぎと遅めの昼ご飯。 暑くもなく、寒くもない丁度いい気候だった。……
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朗読:
内藤美佐子
(
演劇人冒険舎
)
図書館のある公園の富士山
作者:
楠樹暖
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
月曜日の昼下がり、東京の兄と一緒に住んでいる母のケータイから電話があった。「いま名古屋に来とるでねぇ」 急な連絡でビックリした。 「家まで来たけど無くなっとるでかんわ。何もかんもあらせん。……
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朗読:
益川京子
(
フリー
)
ツマグロの変身
作者:
有沙もなみ
ジャンル:
童話
キーワード:
家族
/
日常
/
楽しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
春休みのぼくのお手伝いは庭の水やり。ママの大事にしているパンジーやビオラは特に念入りにやる。「あれ、葉っぱが虫に喰われて穴だらけだ」ぼくは鉢を持ち上げて、あちこちから眺めた。「うわっ!毛虫!」……
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朗読:
桑原博之
(
パペットシアターゆめみトランク
)
部屋の香り
作者:
有沙もなみ
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
親子
/
日常
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
「ねえ、うちにも芳香剤置こうよ」 学校から帰るなり高2の娘リカが言った。 「うん」 澪子は返事だけしてリカの方を振り向きもせず、パソコンを打っていた。慣れないリモートワーク。仕事は溜まるばかりで、……
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朗読:
田中峰子
(
STRINGS
)
ずっとのおうちをさがしています
作者:
水玉猫
ジャンル:
童話
キーワード:
家族
/
日常
/
楽しい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
「おとなの猫の譲渡会?」 地下鉄の吊り広告に、明子さんの目が止まりました。 昼下がりの地下鉄名城線。この時間帯にしては、車内はすいています。 その広告は、自由が丘の名古屋市動物愛護センターで開催される保護猫の譲渡会の案内でした。……
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朗読:
おぐりまさこ
(
空宙空地
)
花火、迎え火
作者:
高々光太
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
親子
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
一九八九年。市営住宅の夏はやはり暑い。 僕の家はA棟からR棟まである市営大幸住宅のG棟にあった。四畳半と六畳の二間に、台所、便所、風呂だけの家。和式便所で、風呂にシャワーは付いていなかった。……
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朗読:
夏目みほ
(
総合劇集団 俳優館
)
お寺と和っさま
作者:
おてんばムスメ
ジャンル:
ヒューマンドラマ
キーワード:
家族
/
切ない
/
懐かしい
小説の種類:
ヴォイシーノベルズ
昔は大きな仏壇があったようだ。 紫檀の美しい立派な観音開きの仏壇。 仏壇仕舞いをしたそうで、いつの間にかそれはなくなっていた。 あまり信仰心が深いわけでもないので、そんなに影響はなかった。……
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朗読:
鈴木幾子
(
STRINGS
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