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検索ワード : か

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小説の種類:
カフェ
 その台詞は聞き飽きたって。あんたとは同期だから、この施設に勤めて、七年目。お互い入社した年から、もうずっと、それ言ってるじゃん。介護士って「辞める」「今度こそ辞める」って普段から公言してる人ほど、……
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ジャンル:恋愛
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小説の種類:
夫婦の後ろ姿
 私の女房は名古屋出身である。出会ってからすでに四半世紀を優に超えた。知り合ったきっかけは、私が勤めていた名古屋の接骨院に彼女が患者として来院したことである。その時彼女は23歳という若さで、……
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ジャンル:その他
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小説の種類:
プチギフト
 モーニングのトーストとゆで卵を食べ終わりコーヒーをすする。俺の他に客が居なくなるとマスターが声をかけてきた。 「四丁目の高橋さんとこの娘さん、結婚するらしいぜ」 「嫁に行くのか?」……
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朗読:覚前遥
  
しょうねんボーイズ
作者:
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小説の種類:
風になびく髪
「いらっしゃい」 予約時間の5分前。行きつけの美容室の自動ドアをくぐると、いつもの穏やかな笑顔で店長が迎えてくれる。 カントリーミュージックの流れる店内は、木目調のナチュラルな内装で統一されていて、……
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ジャンル:ファンタジー
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小説の種類:
噴水
 「あんたは小さい頃から方向音痴だ」 母に言われて初めて気がついた。 そう言われれば、子供会で行ったアスレチックでも迷子になったし、巨大迷路からは二時間たっても出られなかったし、中学二年生のとき通学路を一本間違えて曲がって……
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朗読:伊藤文乃
  
オレンヂスタ
キーワード: / /
小説の種類:
名鉄名古屋駅
 大みそかの夜、私たちは名古屋で遊んだ後、初詣に向かった。名鉄名古屋駅から赤い電車に乗り込み神宮前駅に降り立ったのがすでに23時すぎ。新年は熱田神宮の人ごみの中で迎えた。 男女三人ずつの六人。……
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ジャンル:その他
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小説の種類:
神社の境内
 呼ばれている気がしたから。そう姉は言った。呆然としている僕を前にして、「だから来ちゃった」と笑った姉は、そうして僕の隣に腰を下ろした。 両親が離婚して以来、離れて暮らしていた姉だ。……
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朗読:石黒真実
  
フリー
公園
 「できたら遠慮してくれません?みんながあなたのこと怖がって一緒に働くのいやだっていうんだよね、今はちょっとのことでパワハラだって言われる時代だから」と上司に呼び出され離職を勧められた。……
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ジャンル:歴史・時代
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小説の種類:
中古車
 「自分の年齢を考えれば仕方の無いことだ。」 何度も何度も自分に言い聞かせながら、近所の中古車屋さんで待たされている。 「もう歳も歳なんだから、いい加減手放しなさい。」そう家内に言われて、……
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朗読:高橋潔
  
人形劇団パン
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小説の種類:
キュウリの花
 松本茂雄は、深夜に短編小説の着想がわき、小玉電球をつけて、枕元のメモ用紙に書きつけた。隣で寝ている老妻の美菜子が、小玉をつける音に気づかずに寝息を立てている。 朝飯を食べるとすぐに原稿用紙を取りだして執筆し始めた。……
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朗読:小澤寛
  
office KAN