Voicy
Voicy
Voicy
Slider

検索ワード : ほ

ジャンル:恋愛
キーワード: /
小説の種類:
公園のベンチ
 人並みに誰かを愛することなんて、僕には許されていなかったのさ。今から話すのは、そんな僕の、実るはずもない初恋の話だ。 その日僕は近所の公園のベンチに座っていてね、陽射しがぽかぽかと暖かくて、……
〈続きを読む〉
朗読:平野萩
  
フリー
オムライス
 星ヶ丘のおばちゃんというのはわたしの祖母の妹のことで、星ヶ丘に住んでいるからそう呼んでいたのだった。本名は「清子」という。苗字は聞いたことがあるかもしれないが覚えていない。……
〈続きを読む〉
包丁を使う手元
 誰もいない厨房で石黒さんは包丁を研いでいた。腰をくの字にし、屈み込むようにして砥石に包丁を滑らせる。リズムよくシュシュと音が鳴る。時々包丁を目の前に持ってきて刃の付き具合を確認する。……
〈続きを読む〉
朗読:ながたひとし
  
さんさん劇場
ジャンル:青春
キーワード: / /
小説の種類:
ジャズコンサート
「なんだこいつは。信じられない。」私は心の中で毒づいた。今日はボーイフレンドの達朗と大須の商店街で食べ歩きデートをする予定だった。それが待ち合わせの場所に来るなり、「俺、今日、最高に二日酔い。超気持ち悪い。……
〈続きを読む〉
ジャンル:ファンタジー
キーワード: / /
小説の種類:
日の差し込む部屋
 あの日、お母さんは僕に言った。 「ひとりで生きていくことを選ぶのも、誰かを選んで人と一緒に生きていくことも、多分どっちも幸せだ」って。 「私はひとりで生きていくことを選んだけど、あなたも自分で決めなさい」って。……
〈続きを読む〉
朗読:水野恭輔
  
劇団Hi-Tgrowth
キーワード:
小説の種類:
本棚
 仕事人間の父が、突然、「明日から休みをとったから、温泉でも行くか」 などと言い出したのだから、そりゃ何かあるんだろうとは思った。 高3の夏になっても志望校も決めずにいる僕にしびれを切らして、夜通し説教でもするつもりなのかと勘ぐったりもした。 だが、まるで違った。 「肺に腫瘍……悪性……母さんが……?」……
〈続きを読む〉